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【EMS/ODM】ペガトロン、BBUのSysgrationの筆頭株主に 出遅れAIサーバーで巻き返しへ
2026-02-06 11:46:17
台湾ペガトロン(Pegatron=和碩)は2026年2月5日、12億1000万NTドル(1NTドル=約4.9円)で、バッテリーバックアップユニット(BBU)台湾Sysgration(系統電)が第三者割当増資で発行する株式のうち2万2万枚を取得すると表明した。これによりペガトロンはSysgration株9.6%を保有する筆頭株主になる。
台湾の大手紙『経済日報』(2月6日付)は、ペガトロンがSysgrationの董事会(取締役会)で、董事(取締役)1~2席を獲得するとの見方が市場に出ていると報じた。
また、同紙の伝えた台湾の業界筋は、ペガトロンのSysgration株取得は、参入が遅れたAI(人工知能)サーバー事業の巻き返しが目的だと指摘。Sysgrationが二次電池モジュール台湾Celxpert(加百裕)の株式約2割を保有しているとした上で、ペガトロンはSysgrationの筆頭株主になることで、BBUで最も重要なバッテリー材料とBBUモジュールの生産能力を握ることになると述べた。
経済日報によると、ペガトロンからの出資受け入れについてSysgrationは5日、「AIサーバー、産業用PC(IPC)、ドローンの3つの応用分野で相乗効果を発揮できる」と指摘。「当社は米テキサス新工場が26年下半期からBBU関連製品の少量生産を始める予定、ペガトロンのテキサス工場も26年3月に竣工して試作を開始する予定だ。米国製造を実現する当社とペガトロンは、共同でCSP(クラウドサービスプロバイダ)を開拓し、受注につなげたい」と表明した。
経済日報はSysgrationのテキサス工場について、26年下半期からBBUの量産、出荷を始める予定だと指摘。完全自動化生産ラインで11KW、7KW、5.5KW、3KW、HVDCを含む全規格を提供、顧客であるCSPからの受注見通しは2028年まで確定していると報じた。
一方、ペガトロンのテキサス工場については、AIサーバーの受託製造、車載用電子機器、IPC等の製造が主力だと伝えている。
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